ミューズリーを食べてみようと思う人の多くが、そのダイエット効果を期待してのことではないでしょうか?
グラノーラは美味しいし健康にもよさそうだけど、カロリーが気になる。
それならば…とミューズリーに触手を伸ばすというのは、実は大正解です。
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ミューズリーがダイエットにいい理由
カロリーが低い
ダイエットをする際に一番注意しなければならないのは、カロリーですね。ミューズリーの特徴は、栄養価が高いにもかかわらず、カロリーが低いということです。
1食分のミューズリー+牛乳のカロリーはどれくらいかと言うと、
ミューズリー40g:150kcal
牛乳1杯200ml:140kcal
合計:290kcal
牛乳を豆乳に変えると、
ミューズリー40g:150kcal
豆乳1杯200ml:95kcal
合計:245kcal
ちなみに、ごはん1膳ふつう盛り(140g)で235kcalです。白飯だけでミューズリー+豆乳とほぼ同じだけのカロリーになります。
毎日3食しっかり食べている人であれば、朝をミューズリー+豆乳に変えるだけで1日の摂取カロリーを大幅に抑えられるはずです。しかも、ミューズリーはふつうの食事で不足しがちな栄養素であるビタミンやミネラル・食物繊維を豊富に含んでいます。ですので、1食ミューズリーに置き換えるというのはダイエット面からも健康面からも有効でしょう。
腹持ちがいい
ミューズリー40gだけではお腹が空くんじゃ…?と心配になるかもしれません。ですが、ミューズリーには食物繊維が非常に豊富に含まれているため(100gあたりの含有量は白米の22倍、玄米の3倍)、腹持ちが非常にいいのが特徴です。
食べたあと、満腹でお腹が膨れて重い感じは一切ありません。ですが、空腹はしっかり満たされます。軽いのに、お腹が空かないのです。
ダイエットをすると、どうしても食事の量を減らそうとするので空腹との戦いになります。お腹が空いたのを我慢し続けて、ある日突然リバウンドでドカ食いなんてこともあります。
その点、ミューズリーは少量でもちゃんと空腹感を満たしてくれるので、置き換えダイエットにも最適です。
便秘解消にいい
ダイエット中は便秘になりがちです。便秘というのは、その名の通り便が腸にたまってしまい、排出されないことを言います。
これがなぜダイエットに悪いのでしょうか。便が大腸に長くとどまることで、本来排出されるべきだった不要な糖や脂肪分が無駄に吸収されてしまったり、血液中に不要な老廃物が吸収されることで代謝が下がることなどがダイエットを阻害する原因になると言われています。
便が体外に出ないからその分体重が減らないということだけではなく、もっと根本的に痩せにくい体になってしまうということですね。
ミューズリーに含まれる食物繊維は、腸内環境を改善してくれる働きがあります。腸内の善玉菌を増やすことで、お通じをスムーズに規則正しくすることは、ダイエットにも大きな効果をもたらします。
そんなにたくさん食べなくて済む
ハッキリ言えば、ミューズリーはグラノーラほど美味しくありません。ここで言う「美味しい」とは、甘くて適度に油のコクがあって、噛みごたえのある、そういう一般的な美味しさです。
そういう意味では、グラノーラほど美味しくないというよりは、単純に「美味しくない」という方が正確でしょう。
なので、食べ過ぎる心配がまったくないのです。グラノーラは美味しくてついついたくさん食べてしまい、ダイエットするつもりが逆に太ってしまった!なんて話は非常によく聞きます。
その点、ミューズリーは基本的に一般的な意味において「美味しくない」ので、ついついたくさん食べ過ぎるなんてことはまずありえません。
決めた量だけを黙々と食べる。これはダイエットを成功させるためには非常に重要なポイントです。そして、これが簡単にできるのはグラノーラではなくミューズリーだけなのです。
ミューズリーのダイエット効果をもっと高める食べ方
ミューズリーのダイエット効果を高めるには、カロリーの低いミューズリーを極限まで低カロリーに抑えることです。
ミューズリー+お湯
これはかなり上級者向けの食べ方と言えます。
ミューズリーをそのままボリボリ食べるのが最上級者の食べ方とすると、その次くらいにランクインする食べ方ですね。
牛乳や豆乳、ヨーグルトなどと混ぜて食べるのが一般的なミューズリーの食べ方ですが、どうしてもプラスαのカロリーを摂取することになってしまいます。
もし究極にカロリーを抑えたいのであれば、ミューズリーに熱湯をかけて10分ほど放置、もしくはミューズリーに水をヒタヒタになるくらいまで注いで、それをレンジで温めたものを食べてみてください。
カロリーは純粋にミューズリーのカロリーのみです。なので1食分で約150kcalのみ。それでいて十分な栄養分を摂ることができるのです。
ちなみに、味は特にありません(笑)どちらかと言うと、食感を楽しむかんじです。くずもちのようなネットリした食感に、ドライフルーツのほのかな甘みがアクセントとして漂います。
慣れるとハマりますよ!